2012年1月9日

STIKA STX-7を10年ぶりに動かしてみた

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1997年に発売されたRoland DG製の小型カッティングマシーン「STIKA STX-7」が親父の会社で放置されていたので使えるようにしてみました。

1997年発売ということで「一応の」対応OSは98/NT/2000辺りらしい。
Roland DGのウェブサイトを見るとXP対応のドライバはあるので、こちらをダウンロードしてParallels Desktop 7上のWindows XPにインストール。

STIKA STX-7自体はパラレル(セントロニクス)接続でUSBポートは無し。
接続には実績のあったELECOM製UC-PGTを使ってMacBook Airと接続、Parallels上のXPにブリッジ。
ドライバインストール時はLPT1でインストールし、インストール完了後はプリンタのプロパティよりUSB001に変更。

CutStudioとCutStudio Plugin for Adobe Illustratorを使って、イラレでネット上から拾ったepsとかaiを開いてプラグイン経由でCutStudioに転送。
あとは普通のプリンタで印刷するようにしてあげるとカッティングがスタート、しばらくすると良い感じに切ってくれます。


Parallelsを使うと仮想環境のウィンドウにファイルをドラッグ&ドロップで送れるのでMacで作ったデータをXPに送ってカッティングなんてことが容易に可能。

余談

Roland DGのサイトにはWindows 7ではドライバ使えない的なことが書いてありましたが、bootcampで別パーティションにインストールしたWindows 7 UltimateにXP対応のドライバをインストールしてみたら普通に動きました。(CutStudioも同様)
ただし32bit版Windows 7での話で、おそらくというか普通に64bit版では動かないと思います。
Windows 7 64bitではドライバにデジタル署名が必須なので、ちょっとテストモードで弄ってみて使えそうだったら64bit向けにドライバをゴリゴリ改変していく予定
追記:Windows 8 64bit向けのSV-8用ドライバでSTX-7も駆動できました!
追記2:Windows 8 64bit向けSV-8用ドライバでWindows 10でも動きました!

ちなみにMacOS Xではいくら頑張っても無理でした。これよりも新しいモデルだと使えそうですが、USBパラレル変換での接続がそもそも駄目だとか何とか書いてあったような気が。

家にカッティングマシーンが眠っているなんて人はそうそういないと思いますが、万が一古くてよくわからないマシーンが眠っているなら試してみる価値があるかも。

1 件のコメント:

  1. 貴殿の記事を見て投稿します、当方もステカ7を持っておりXPで使用していました。ウインドウズ7の64bitで使用できると聞き、色々ためしていますがプリンターの認識まで出来ましたが後が判りません、ステカ画面が出て操作で来てましたが今回は出てきません、アイコンも無いのでどうして使えばよいか教えて頂けませんか。
    宜しくお願いいたします。

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