卒論などでバタバタしてて放置してたRaspberry Pi 2、2ヶ月弱ぶりに触ってみました。
2/7の段階ではUSBキーボードを刺しただけでハングするくらい不安定だったArchLinuxでしたが、3/2に公開されたバージョンがあったので、インストールしてみます。
※細かい説明はコマンドの右側に「←」に続けて記述しています。(コピペ時に含めない様に注意)
パーティション作成
ここは別のマシン(ArchLinux on ThinkPad X220)で行いました。トランセンド製のMicroSDHCカード 16GBを使用。
sudo fdisk /dev/mmcblk0 fdisk (util-linux 2.25.2) へようこそ。 ここで設定した内容は、書き込みコマンドを実行するまでメモリのみに保持されます。 書き込みコマンドを使用する際は、注意して実行してください。 コマンド (m でヘルプ): o Created a new DOS disklabel with disk identifier 0xd88f609a. コマンド (m でヘルプ): p Disk /dev/mmcblk0: 14.7 GiB, 15719727104 bytes, 30702592 sectors 単位: セクタ (1 * 512 = 512 バイト) セクタサイズ (論理 / 物理): 512 バイト / 512 バイト I/O サイズ (最小 / 推奨): 512 バイト / 512 バイト ディスクラベルのタイプ: dos ディスク識別子: 0xd88f609a コマンド (m でヘルプ): n Partition type p primary (0 primary, 0 extended, 4 free) e extended (container for logical partitions) Select (default p): p パーティション番号 (1-4, default 1): 1 最初のセクタ (2048-30702591, default 2048): 最終セクタ, +セクタ番号 または +サイズ{K,M,G,T,P} (2048-30702591, default 30702591): +100M 新しいパーティション 1 をタイプ Linux、サイズ 100 MiB で作成しました。 コマンド (m でヘルプ): t Selected partition 1 16 進数コード (L で利用可能なコードを一覧表示します): c DOS 6.x 領域を作成、または変更してしまった場合は、cfdisk 付属文書にある追加情報ページを参照してください。 パーティションのタイプを 'Linux' から 'W95 FAT32 (LBA)' に変更しました。 コマンド (m でヘルプ): n Partition type p primary (1 primary, 0 extended, 3 free) e extended (container for logical partitions) Select (default p): p パーティション番号 (2-4, default 2): 2 最初のセクタ (206848-30702591, default 206848): 最終セクタ, +セクタ番号 または +サイズ{K,M,G,T,P} (206848-30702591, default 30702591): 新しいパーティション 2 をタイプ Linux、サイズ 14.6 GiB で作成しました。 コマンド (m でヘルプ): w パーティション情報が変更されました。 ioctl() を呼び出してパーティション情報を再読み込みします。 ディスクを同期しています。
フォーマットと展開
sudo mkfs.vfat /dev/mmcblk0p1 sudo mount /dev/mmcblk0p1 boot sudo mkfs.ext4 /dev/mmcblk0p2 sudo mount /dev/mmcblk0p2 root su wget http://archlinuxarm.org/os/ArchLinuxARM-rpi-2-latest.tar.gz bsdtar -xpf ArchLinuxARM-rpi-2-latest.tar.gz -C root sync mv root/boot/* boot umount boot rootSDカードを取り出す。
Rapsberry Pi 2での作業
SDカードをRaspberry Pi 2に刺して、LANケーブルを接続、電源を入れる。ユーザ:root / パスワード:root でログイン
pacman -Syu ←インストール済みパッケージのアップデート pacman -S base-devel wget ←gcc, makeなどのインストール passwd ←rootパスワードの変更 useradd -m -g wheel <ユーザ名> ←ユーザの追加 passwd <ユーザ名> ←追加したユーザのパスワード設定 visudo以下のコメントアウトを外す
Defaults env_keep += "HOME"
%wheel ALL=(ALL) ALL
systemctl enable sshd.service ←SSHサーバの起動 ip addr ←Raspberry Pi2のIPアドレスを表示 exit続きはSSHでRaspberry Pi 2に接続して行う
XとXfceのインストール
sudo pacman -S xorg-server xorg-server-utils xorg-xinit sudo pacman -S xf86-video-armsoc-git xf86-video-fbdev xf86-video-vesa sudo pacman -S xfce4 xfce4-goodies
yaourtのインストール
sudo pacman -S yajl cd wget https://aur.archlinux.org/packages/pa/package-query/package-query.tar.gz tar zxvf package-query.tar.gz cd package-query makepkg sudo pacman -U package-query-1.5-2-armv7h.pkg.tar.xz cd wget https://aur.archlinux.org/packages/ya/yaourt/yaourt.tar.gz tar zxvf yaourt.tar.gz cd yaourt makepkg sudo pacman -U yaourt-1.5-1-any.pkg.tar.xz yaourt -Syy ←データベースのアップデート yaourt -S ttf-ricty ←日本語フォントのインストール sudo pacman -S chromium ←ブラウザ(chromium)のインストール
画面解像度の調整
1920x1080のFullHDで出力されるようにします。sudo nano /boot/config.txthdmi_groupとhdmi_modeのコメントアウトを解除し、以下のように書き換え
hdmi_group=2 hdmi_mode=82ここで、hdmi_groupの2はDMT、hdmi_modeの82は1080p 60 Hzを意味する
詳細はeLinux.orgのRPiconfigに記載されています。
Xfceの起動
以下、Raspberry Pi 2でログイン後startxfce4でデスクトップが表示されれば成功
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