久々にMacBook Proで動画編集でもしようかとFinal Cut Express 4をインストールしてみたら、直後からAperture 3が起動不能に。
日本のAppleサポートコミュニティはおろか米国のAppleサポートコミュニティにも対応策が無いという状態。
エラーの発生環境はMac OS X Lion (10.7.3)で、別ユーザを作成しての確認、Apertureの再インストールでは治らず。
という訳で、エラーを解析してみる。
Library not loaded: /Library/Frameworks/PluginManager.framework/Versions/B/PluginManager
とあるので、おそらく原因はPluginManagerというファイルが存在しないことだろう。
Versionsフォルダへ移動してみると、フォルダ「B」が存在しない。
現在Aperture 3が普通に起動できるMacBook AirのVersionsフォルダを覗くとフォルダBと、その中にPluginManagerが存在していた。
これをMacBook Proにコピーすると、何事も無かったのようにAperture 3が起動。
とりあえず、PluginManagerを置いておきますので、同様のエラーで困ってる人はやってみてください。
Download >> PluginManager.zip (115KB)
2012年3月30日
2012年3月29日
極小キャラクタ液晶
3/18〜21まで秋葉原駅から徒歩5分もかからない秋葉原ワシントンホテルに滞在していました。
とりあえず、予てから実物を見てみたかったaitendo(液晶工房)の極小キャラクタ液晶16x2を購入。
早速、熊本に帰って極小キャラクタ液晶を動かしてみたのが一番上の写真。
裏返して右から1〜16となっており、1番がGNDで2番がVdd(+5V)という点が普通サイズと違うところ。
バックライトは16がGNDで15が5Vで、1と16、2と15を接続、間に5Ωくらいの抵抗を入れてやれば良いらしい。
(手元に10Ω〜しか置いてなかったので、抵抗入れずに直結してるけど今のところ問題なし)
普通サイズの16x2液晶と比較 |
というわけで、千石電商でArduino Pro miniとFT232RL搭載の書き込み基板も買ってきました。
とりあえず、足付けて13番ピンのLEDチカチカさせるスケッチ動かして動作確認だけ。
この書き込み基板、よく見るとシルクスクリーン印刷が間違っている稀少ロット(?)であることが判明。
この基板は5V用ですが、チップ左の出力をよく見ると3V3になっている。
(出力はちゃんと5V出てる)
裏のパターンを切ってハンダジャンパすれば3V3出力に切り替えることもできるようですが、購入したPro miniは328P 16MHz 5Vのやつなので、そのままで使います。
さて、在庫は潤沢なので何を作るか考えなければ(;゜ロ゜)
2012年3月2日
SheevaPlugが届いたので遊んでみた(3)
押し入れから出てきた古いUSBハブを介して接続ちゅう |
今回は、A3ノビ対応のEPSON PM-G4500をAirPrint対応化させてみる。
必要な物のインストール
yum -y install tar yum -y install gcc-c++ libtool rpm-build yum -y install openssl yum -y install make automake yum -y install avahi avahi-autoipd yum -y install cups ghostscript cups-develここで
依存性の欠落: krb5-libs = 1.7-8.fc12 はパッケージ krb5-devel-1.7-8.fc12.armv5tel (fedora) が必要としていますとでるので
# wget http://ftp.linux.org.uk/pub/linux/arm/fedora/pub/fedora/linux/releases/12/Everything/arm/os/Packages/krb5-devel-1.7-8.fc12.armv5tel.rpm # rpm -ivh --nodeps krb5-devel-1.7-8.fc12.armv5tel.rpmで強制的にインストール。これでcups-develがインストール可能。
# yum -y install cups-devel
cups設定ファイルを編集する
# vi /etc/cups/cupsd.conf以下、viで作業。
#Listen localhost:631//コメントアウト #Listen /var/run/cups/cups.sock //コメントアウト Port 631 //追加 <location /> Order allow,deny Allow localhost Allow @LOCAL //追加 </location> <location /admin> Order allow,deny Allow localhost Allow @LOCAL //追加 </location> <location /admin/conf> Order allow,deny Allow localhost Allow @LOCAL //追加 </location>最終行に以下を追加
ServerCertificate /etc/cups/ssl/server.crt ServerKey /etc/cups/ssl/server.key保存する。
https接続用の証明書を作成する。
# openssl req -new -nodes -x509 -keyout /etc/cups/ssl/server.key -out /etc/cups/ssl/server.crt -days 3650以下は参考。
Country Name (2 letter code) [XX]:JP State or Province Name (full name) []:Kumamoto Locality Name (eg, city) [Default City]:Kumamoto-shi Organization Name (eg, company) [Default Company Ltd]:Prioris.A.W. Organizational Unit Name (eg, section) []:Security Common Name (eg, your name or your server's hostname) []:SheevaPlug Email Address []:.
Epson Inkjet Printer Driver (ESC/P-R)のインストール
i386やx86_64などの一般的なアーキテクチャ以外は自分でドライバをソースからコンパイルする必要がある。
幸いにもEPSONはソースコードまで公開してくれているので、これを利用する。
# wget http://linux.avasys.jp/drivers/lsb/epson-inkjet/escpr/src/epson-inkjet-printer-escpr-1.1.1-1lsb3.2.tar.gz # tar zxvf epson-inkjet-printer-escpr-1.1.1-1lsb3.2.tar.gz # cd epson-inkjet-printer-escpr-1.1.1 # ./bootstrap && ./configure --prefix=/usr # make # make install途中で必要なものは最初にインストールしているが、もしエラー吐いて止まったら足りないものがあるのでyumでインストール。
特に、libtool→automakeの順でインストールしていない場合はautomakeをreinstallする。
CUPSにプリンタを認識させる
SheevaPlugにUSBケーブルでプリンタを接続した状態で
http://SheevaPlugのIPアドレス:631
にアクセスする。我が家の場合、http://192.168.24.63:631
次に、管理者向け->プリンターとクラスの追加を開き、プリンターの追加を選択。
しばらく待つとローカルプリンターの欄にUSBで接続したプリンタが現れるので、選択して「続ける」をクリック。
このプリンターを共有するにチェックを入れて「続ける」をクリック。
先ほどのEPSONドライバーがうまくインストールできていれば、後ろに「Epson Inkjet Printer Driver (ESC/P-R)〜」と付いている機種名がずらずらと表示される。
機種名を選択して「プリンタの追加」をクリック。
これでプリンターが追加される。
Avahi設定ファイルを書く
(参考:AirPrintをCUPSを使ったLinuxサーバーで実現してみた。)
vi /etc/avahi/services/printer.serviceほとんど参考にしたブログの通り。
<?xml version="1.0" standalone='no'?> <!DOCTYPE service-group SYSTEM "avahi-service.dtd"> <service-group> <name>EPSON PM-G4500</name> <service> <type>_ipp._tcp</type> <subtype>_universal._sub._ipp._tcp</subtype> <port>631</port> <txt-record>txtvers=1</txt-record> <txt-record>qtotal=1</txt-record> <txt-record>rp=printers/EPSON_PM-G4500</txt-record> <txt-record>ty=EPSON_PM-G4500</txt-record> <txt-record>note=SheevaPlug</txt-record> <txt-record>product=(GPL Ghostscript)</txt-record> <txt-record>printer-state=3</txt-record> <txt-record>printer-type=0x3056</txt-record> <txt-record>Transparent=T</txt-record> <txt-record>Binary=T</txt-record> <txt-record>Duplex=T</txt-record> <txt-record>Copies=T</txt-record> <txt-record>pdl=application/pdf,application/postscript,application/vnd.cups-raster,application/octet-stream,image/png</txt-record> <txt-record>URF=W8,SRGB24,CP1,RS600</txt-record> </service> </service-group>
これでMacのシステム環境設定からプリンタとスキャン→プリンタの追加で検索すると表示されるようになる。
Macからは正常に印刷できるが、このままではiPhoneやiPadから印刷したときに日本語が印刷されなかった。
yum -y install poppler-dataこれで日本語が印刷される。
ちなみに、これはiPhone/iPadがPDFを生成してCUPSに送りつけていることが原因。
ページのサイズが大きいと印刷(開始)までに時間がかかるけど、これはiPhone/iPadがPDF生成に時間を要しているからと思われる。(要するにiPhone/iPad側の問題)
というわけで、無事、AirPrintアダプタを作るという目標は達成。
実際に運用するのかという話は... iPadからの印刷はしないので自己満足ということで(*´▽`*)
というか、いい加減、AirMac ExtremeとかAirMac ExpressでAirPrintできるようにしてくれないかな...
ファームウェアで十分対応できることなんだけど、AirPrint対応プリンタを作らせるためにあえて対応しない感じなんだろう。
とりあえず、NASとして使うために、samba入れてハードウェアRAID1の外付けHDDを接続したり、Webサーバとして使うために、ApacheとPHPとMySQL入れて負荷を見てみたりしているところ。
登録:
投稿 (Atom)